Breaking Radio -digital amplifier project- (8)

このプロジェクトも佳境に入って来た。

そろそろ一段落としよう。

 

ほぼ問題ないのだが、気になるところを調整して行くことにする。

出力インピーダンスだが、使用するスピーカーがすべて4Ω。現在のアンプの設定では 8Ω なので 4Ω 設定に変えてやることにした。

出力段のフィルムコンデンサを現在の 0.22μF から 0.47μFに変更。

 

そうしたら、なんと、インピーダンスを合わせることを侮ってました。

通常4〜8Ω程度ではそのまま使っても問題ないと思っていたが、今まで聴こえていなかった音が聴こえてくる。

なんという臨場感。分解能もだいぶ良い。

今までも良い音で鳴っていたのだが、この音からはまるでラジカセの音。

確かに説明書ではオプションとして用意されていたのだが。

ただ、音が結構大きくなったので調整する回路を作った方が良いかもしれない。

 

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ついでに、音質に関係してるカップリング・電解コンデンサもELNAのオーディオ用コンデンサ PURE CAP(RFO) に変更する。

ほんの少し高域よりだが、かと言って中低音が出ていない訳ではない。

何よりヴォーカルが前面に出て来る。

この仕様、気に入りました。

エージングすればまだまだ良くなりそう。この続きは実車にインストールしてから。

 

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当然のことであるが、この記事を見て自分でもやってみようって思われた方。

あくまで自己責任でお願いします。

かなり現物加工しています。

またこの基板は4層基板になっていますので、ハンダ除去作業は通常より難しいです。

やり直すときには十分に気をつけて下さい。

 

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