秋月電子の電子ボリュームだが、
カップリングコンデンサを省略、フィードバックコンデンサをSEコンデンサに、最終段の抵抗を容量の大きなAMRGに変更して飛躍的に音質が向上した。
しかし使っていると、音量調節範囲等不満が出てきたし、リモコンがあったら良いかも。
ただ、この基板サイズは魅力的だ。
よくもここまで切り詰めて作ったものだと思う。
これを使って改良出来ないか。(これしか入らないし)
MUSES72320の資料を見ると、MUSES72320は3線シリアル接続でコントロールしており、プログラムさえきちんとしていれば問題なく動くはずである。
そこで、一か八か、MUSES72320をコントロールしているPICマイコンを変更することに決めた。
MUSES72320の仕様書から3線シリアルコントロール用の端子を割り出して秋月基板の改造を始める。
この基板のIC2と書いてあるものがPIC。こいつを取り外して別のPICを取り付ける。
採用したPICは、足が14本の物なのでこの場所には再度入れることができない。
と、いうことで、新たにプログラムしたPICを外付するための基板を作った。
取り付けるPICはDIP型を採用。
これはあとからプログラムの変更がすぐにできる様にするため。
この基板からは、赤外線受光部、ロータリーエンコーダ、LEDへの配線が出ている。
チップ抵抗やチップトランジスタを使い、できるだけ基板を小さく作ってある。
取り付ける場所は散々迷ったが、余裕がないのでこの場所に逆さまに取り付け。
さすがにこれ以上入れられないなぁ。