TAA4100KIT-Nspec はMuteスイッチを持っており、今回はこれを小型リレーでスイッチングしている訳だが、そうすると基板の電源を制御するスイッチが無い状態だった。
Power Supply(電源線)はバッテリーから直に引くので、このままでは常時電源になってしまうが、後回しにしていた。
今回、ギャングエラー対策で電子ボリューム化にしたが、使用したOPアンプ(MUSES01)が音響に特化したもののためポップノイズが出てしまった。
電源線にスイッチを付けて先にオンにしてからMuteスイッチを入れれば良いが、それじゃスマートじゃないでしょう?
そこでスイッチを一つにまとめることにした。
電源線は、大きな電流が流れるのでスイッチに直接流すことは避けたいし、Muteスイッチはオンのタイミングをずらす必要がある。
そこで、電源用に今のMute用の小型リレーを使用し、Muteスイッチ用にはOn-Deley回路を作ることにした。